車種の魅力

車種そのものの魅力もまた、査定に影響してきます。どのような車種なのかによって、査定のべースは異なってきます。元々どれくらいの価格なのか。市場でどのくらいの人気を集めているのか。こうした点もまた、査定には十分影響してくる部分です。そもそも、そのバイクが元々いくらだったのか。これに後述しますが走行距離。これが査定のベースになってきます。ベースの部分から、各部パーツの状態、細かい傷はないのか。こうした部分を査定し、価格が出ます。
傷があればマイナスになりますが、ベースとなる車体価格からマイナスされる事になります。ですから、元の価格がいくらだったのかによって、査定額がある程度見えるケースもあります。40万円のバイクがそれ以上で売れる訳がありません。使っているのですから、それ以下に決まっています。そこから走行距離でどれだけマイナスになるのか。細かい傷でどれだけマイナスにうなるのか。こうした形で買取額が出されますから、バイクそのもの。
この点が査定に於いて無視出来ない部分となってくるのは当たり前の話しなのです。バイクの査定に慣れていないと、一体どれくらいの価格で査定されるのか皆目検討も付かないのではないでしょうか。ですが、元の価格がどれくらいなのか。そして車種そのものの人気。走行距離。細かい傷等。こうした部分を勘案すれば、自分自身でも自分のバイクが大体どれくらいで売れるのかが見えてくるのではないでしょうか。車種そのものの魅力の中には、当然ですが中古市場での人気も含まれています。

繰り返しになりますが、バイクを買取ってくれる業者の目的は、コレクションではありません。買取り、再び売却する事です。売れる、つまりは人気のあるバイクであれば高い査定が出るでしょうし、売れないであろうバイクの場合、市場価値も低いという事ですから、自ずと査定額も低くなるのです。車種そのものの評価もありますが、そこに更に市場価値も加わる事になるのです。ですから、同じ状態であっても、例えば何らかの理由で持っているバイクが急に人気が出てきたら、自分自身が何をするでもなく、査定は高まります。
一方、悪い評判が出てしまい、中古車市場での人気が下がってしまったら、この場合は査定額は、バイクの状態が良くとも下がってしまうのです。車種そのものの魅力というのは、車種の状態だけではなく、市場価値という点での「魅力」も含まれています。
この点はなかなか個人では把握するのが難しい部分ではありますが…。