査定
買取ってもらう際、「査定」という言葉がよく出てくるものですが、そもそも査定とは一体何の事なのでしょう。ご存知の方もいれば、査定という言葉の意味そのものが解らない人もいれば、査定という言葉の意味は解るものの、バイク買取時における査定がよく解らないという人もいるのではないでしょうか。
バイク買取における査定とは、バイクの状態をチェックし、買取価格を出してくれる事を指します。いくらでも良いから買取ってもらいたいと思っている人であれば、査定など特に気を使うものではないでしょう。
ですが少しでも高く売りたいと考えている人であれば、査定で良い結果を得たいと思うでしょうね。良い結果、それはつまりは買取り額が高くなる事を意味しているのですから、とても重要な部分ですが、査定ではどのような部分をチェックされるのでしょうか。
・走行距離
後で詳しくお話しますが、走行距離がベースになるのは言うまでもありません。走行距離が0に近ければ近いほど、高い額を提示してくれるのですが、走行距離が長い程、査定額は低くなります。これはどのようなバイクにも共通している事です。
・バイクの状態
バイクの状態はどのようなものか。まるで新車かと見間違えるくらい素晴らしい状態のものと、走れるかさえ微妙なものが、同じ買取額な訳はありません。ですから、常日頃からしっかりとメンテナンスを心がけている人のバイクと、乗るだけでメンテナンスをほとんど行わないような人のバイクとでは、当然ですが同じ額な訳はありません。
・誰が査定するの?
では誰が査定するのか。これはお店のスタッフという事になるのですが、査定をするのは人間です。また、別の項でもお話したように、お店によって査定に関する方法も異なってきます。辣腕の鑑定士が査定するケースもあれば、新人に経験を積ませるために査定させるケースもあるでしょう。もちろん、新人が査定する場合には、ベテラン鑑定士が隣についているでしょう。
査定で出る結果が買取り額になりますので、どのような額となるのかは注目する部分でしょうが、人間の目で判断する事になりますので、お店によって、あるいは鑑定士によって査定額が違ってくる事も実は珍しいものではありません。だからこそ、高額査定をゲットしたいと考えているのであれば、冒頭でもお話したように、いろんな業者に査定してもらうべきでしょう。査定額そのものを交渉材料として使う事だって出来ますし、下取りの場合であれば、車体価格を値引きが厳しいのであれば、査定アップを交渉に盛り込む事で、車体価格を抑える事も可能なのですから。